パンデミックによる社会の変化と印刷業界の変化について、Blogシリーズを通じて皆さんにお伝えしていきたいと考えています。

Blogシリーズでは、効果的な打ち方や変化に対応する方法を継続的に提供することができます。新しい情報やアイデアを配信することで、皆さんが変化に対応し、より良い結果を得る手助けとなるでしょう。

このBlogシリーズでは、以下のような内容を含めて発信していく予定です。

– パンデミックによる社会の変化への対応策や成功事例の紹介
– 印刷業界の最新トレンドや技術情報の提供
– 手の打ち方やビジネス戦略のアドバイス
– 顧客のニーズや要望の変化に対応する方法

また、Blogシリーズでは皆さんからのご意見や質問にも積極的にお答えします。皆さんの声を反映させながら、これからの印刷業界の変化に対応していけるよう努めてまいります。

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■ ファイブフォース分析

今回のBlogシリーズでは、「成果を出せる最適なビジネスモデルの変革」を、ミクロ環境分析の視点から「事業環境」分析を行うフレームワーク【ファイブフォース分析】を駆使して分析しました。

ファイブフォース(5F)分析とは、マイケル・ポーターにより提唱された手法で、外部環境分析のうち「事業環境」の分析を行うフレームワークです。(※マイケル・ポーター『競争戦略論』)

経営戦略を考えるうえで [業界の競争状態]=[競争要因] には、5つの要因(ファイブフォース)があり、これが業界の収益性を決めます。

■ 5つの力(フォース)とは? 

  1. 買い手の交渉力(顧客)
2. 供給企業の交渉力(サプライヤー)
3. 新規参入者の脅威
4. 代替品の脅威
5. 既存企業同士の競争 

ファイブフォース分析の効果は?

・業界の構造を明確に理解でき、業界における自社の競争環境がわかる。
・自社の「強み」「弱み」をはっきり理解でき、競争力を把握できる。

結果、対応ビジネス戦略研究、企業戦略立案に役立ちます。

印刷業界では?

現在の印刷市場はDX(デジタルトランスフォーメーション)の影響を受け、さらなる収縮が予測されています。しかし、紙を媒体とした印刷物や他のリアルな印刷物は、依然として高い説得力を持っています。

このため、印刷業界ではデジタルへのシフトを進めながら、既存の強みを活かしたビジネスモデルが求められています。マクロ環境とファイブフォースを用いて、印刷業界の状況を分析してみましょう。

(次回に続く)