〜市場突起するために〜
印刷会社の仕事は何でしょうか?またそのクライアントは誰でしょうか?

ここに春の新生活通販キャンペーンのDMがあります、それに関わる人々を想像してください。
春の新生活通販キャンペーンのDMを作るために、通販会社がデザイン会社へDM制作を依頼する、デザイン会社が印刷データを作り、印刷会社へ印刷を依頼する。

今まで私達はキレイな印刷サービスを作ることがゴールでそこにコミットしてきました。
ただ、それによってクライアントのクライアント=先様が得る利益に対してのコミットはできていませんでした。

これからは私達が提供するい印刷サービスによって、その先のクライアントが得る結果に対してコミットしなければいけません。
印刷物を作ってはい商品として収めました、ご請求は○○円になります。
ということではなくて、
春の新生活通販キャンペーンDMであれば売上向上に、輸入物産の大商談会DMであれば集客UPにつながる印刷サービスをSLA(サービスレベルアグリメント)を元に考えねばなりません。

この考えはいま始まった全く新しい考えというものではありません。
2009年、10年以上前に既に同じ事が提唱されています。

かつて印刷業界はPrint Service Providerと言われていた。
昨今メディアの変化、想像を絶する不況色で、単なる広告には金かけてもらえなくなり、販売結果を出してくれる販促物、仕掛けを作り出す事を求められている。
これに対応する企業形態がMarketing Service Providerである。
この仕掛けの素晴らしい点は、ITを駆使して販促の自動化、データベース化を狙っていることだ。
加えて、これをテコにクライアントとはサプライ・チェーンの関係を乗り越えた、パートナーシップ関係を構築していき、真の販促結果を出す印刷物を新しく作り出そうとしている。
米国でいま起きている事象は3〜4年遅れで日本にも到来しよう。
MSPの形を今から勉強し、来るべき時代に備えることを求められてくるのではないか。http://whattheythink.com/
2009年8月13日 C.Sherburne (What They Think?)より

これに対応する企業形態がマーケティングサービスプロバイダーです。

目標の設定と達成方法を明確にし、ITを駆使して必要な情報をDB化し、これをテコに毎回のミッションをコミットしていくことでクライアントとサプライチェーンの関係を乗り越えた関係=デマンドチェーンになることができるのです。